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単身赴任の子育て術「子供と上手く付き合うには」

気に掛かる家族のこと

東京での単身赴任。初めは寂しくて鬱々とした気分になっていましたが、妻と子供に電話をかけるようになってからそれが少しだけ改善されてきたように思います。今では週末に電話をかけるのが日課になってしまいました。

しかし、そうは言っても家族に会えない寂しさは埋められません。以前、妻が悩んでいた近所付き合い、子供の学校に関する事や家計についてなども上手くやれているのか心配です。
単身赴任になる前は、妻が家事や育児をする姿を当たり前のように思っていたのです。もちろん休日は妻をねぎらい、手伝ったりもしていました。しかし、いざ自分1人で生活するとなると、家事をこなす事がこんなにも大変だったなんて・・・。大変お恥ずかしながら、離れて分かるありがたみを実感しています。
また、子供の事も普段から面倒を見ている妻に頼りきりだったのです。平日は仕事で家にいないので、子供の寝顔を見ることが多い私は、少し遠慮していた節があります。そのため休日は、なるべく子供と遊ぶことを心掛けていました。

子供の成長はあっという間です。幼い子供を残しての単身赴任は辛いものがあります。会えない日が続くと、私の事を忘れてしまうかもしれません。父親が居ないことにより、幼い子供ほど情緒不安定になってしまう事もあるようです。寂しさや不安は募るばかり。
そこで、思い切って我が家に帰ってみることにしました。

たまには帰ってみると良いかも

待ちに待った連休。帰省する時は、何とも言えない安堵感がありました。家族の喜んだ顔が見たいので、必ずお土産をぶら下げて帰ります。ドアを空けると懐かしい我が家の匂い。駆け寄りながら子供に「おかえり」と言われる嬉しさ。抱きしめた時の幸福感はたまりません。いつもより優しい妻にも感動です(笑)。
休日は、妻の負担にならないよう、洗濯など身の回りの事をこなしました。子供には大好きなおもちゃを買い、めいっぱい遊んであげて出来る限りの愛情表現をしましたね。

ちなみに、家族が子供に「寂しい思いをしているのは父親も同じであること」「家族のために頑張ってくれていること」などの事情を話してあげる事はすごく大切だと思います。子供が父親をリスペクトしていれば、離れて暮らしていても親子の距離が遠くなることは無いからです。次に会うための約束事を決めておくのも良いでしょう。子供をしっかり抱きしめてあげることも重要だと思います。

妻のお陰で子供が変にグレたりする事はありませんでした。特に思春期の子供の場合は、母親に反抗的な態度をとってしまう事もあるようです。
父親のいない生活に慣れてしまった家族は、コミュニケーションが取りづらくなるようですし、なるべく帰省したいですね。
今回の帰省した時の喜びをかみしめ、もっと仕事を頑張りたいと思いました!

帰省時に支給される交通費は?

会社によって様々ですが、帰省する際に交通費が支給されることがあります。 大変残念なことに私の会社では交通費が支給されません。私は交通費を安くするため、高速バスで帰ることもしばしば。高速バスは、特別領収書が無いですが、確定申告で費用が精算できます。

持って行くもの

  1. 特定支出の合計額が給与所得控除額を超えている場合
  2. 給与支払者の証明書の添付

    業務の遂行に必要ではないと判断された場合、控除が受けられないので会社に証明してもらいます。

  3. 搭乗・乗車・乗船に関する、証明書や支出した金額を証する書類の添付

    交通機関が発行する証明書が必要です。国税庁によると、帰省交通費には「ひと月に4往復を限度とする事」「特別車両料金(グリーン車など)は除く」という規定があります。 領収書がないと控除が受けられない場合もあるようです。バス会社によっては後々、領収書を発行してもらえる場合もあるので、過去の領収書も念のため保存しておくと良いでしょう。

これらを満たしていれば、1の超過部分で特定支出控除が受けられます。平成25年分以降は、1の給与所得控除額の半分(年収15,000,000円以下)を超えていれば、該当されるようです。
給与所得控除額については、自身の控除額を算定してみて下さい。

ちなみに、財団法人労務行政研究所の調査によると、一時帰省往復交通費の支給回数は、月1~2回・2~3ヶ月に1回・3ヶ月に1回・2ヶ月に3回・3ヶ月に2回・半年に1回などと様々のようです。

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