2013.7.23 [生活準備マニュアル]
【第三回】単身赴任の心がけ 生活準備マニュアル
第3回 最新 単身赴任事情
辞令が下り、転勤の時期も決まると、自ずと単身赴任日も確定します。とはいえ、通常の引っ越しではないため、ただ単純に荷物を詰め込んで業者に頼めば良いというものではありません。
「何を用意すればよいのか?」「必需品は? 逆にムダなものは?」と、様々な疑問が出てくることでしょう。
●何かとメリットの多い「家具付き賃貸」「食事付き賃貸」
こういう時、「家具付き賃貸」であれば、常に設備として整っている家電や家具は、準備しなければならないリストから外すことができます。こういった面でも、「家具付き賃貸」はメリットが多い物件です。「食事付き賃貸」であれば、さらに調理器具や調理器機なども考える必要がありません。
それだけでなく、「家具付き賃貸」や「食事付き賃貸」などの場合、アイロンやズボンプレッサー、掃除機、寝具のレンタルができたり、共同のランドリーが備わっている場合もあります。また、クリニーニングの取り次ぎサービスなどもあるため、月曜日に着たワイシャツを木曜日に着ることが可能です。
さらには、大浴場がある場合だと、桶や風呂椅子、バスマットなども必要ありません。(物件によって設備やサービスは異なります。事前に確認をしましょう)
洗面具やタオルなどの細かい日用品は、24時間営業のコンビニエンスストアでも売っていますから、数日分の手に持つさえ持っていけば、生活できてしまうのです。
●転勤族の最低限必要!! 家具・日用品・家電など
とはいえ、単身赴任ライフを送るにあたって生活必需品を知っておきたい気持ちもあるでしょう。いずれの項目でも、単身赴任者が必要だと思われたものを、優先順位の高いものから並べています。
□スーツ、ワイシャツ、靴下、靴
□社員証、定期券など
□パソコン
<家電>
□ドライヤー・シェーバーなど
□エアコン・暖房・扇風機など
□冷蔵庫
□調理器機(炊飯器・電子レンジ・ガスコンロ・トースターなど)
□テレビ
□その他(洗濯機・アイロン・掃除機など)
<寝具関係>
□敷布団・掛布団(季節にあわせたものが必要です)・枕・シーツ・カバー
□ベッド
<家具>
□カーテン
□テーブル
□テレビ台
□収納家具(プラスチックケース・カラーボックス・本棚・食器棚など)
<洗面用品>
□シャンプー・石鹸・ボディタオルなど
□風呂椅子・風呂桶・バスマット
<キッチン用品>
□調理器具(鍋・フライパン・まな板・包丁など)
□食器(箸・茶碗・お椀・皿・コップなど)
□ざる・ボールなど
<その他日用品>
□バスタオル・タオル
□耳かき・爪切り・ヘアブラシなど
□ティッシュペーパー・トイレットペーパー
□文具(ハサミ・ペンなど)
□常備薬(風邪薬・胃腸薬・サプリメント・絆創膏など)
□調味料(しょう油・ソース・塩・砂糖・味噌)
□食料(米やレトルトカレーなどがあると便利でしょう)
□コーヒーや茶葉など
□洗剤(食器・衣類・風呂・トイレなど)・掃除用のスポンジブラシなど
□ハンガー・物干・洗濯かご・洗濯ネット
□掃除機・雑巾・フローリングワイパーなど
転勤という辞令が下りてから、わずかな期間でこれだけ用意しなければならないとは大変です。距離が近くても遠くても、家族と離れ単身赴任をしなければならないということは、新たに大量の生活用品を購入する=大きな出費があるということ。
すべて一度に揃える必要もありませんが、ある程度の予算を組み立てておいたほうが無難でしょう。
第4回 季節の変わり目に気をつけること は8月23日更新予定です。お楽しみに。