お知らせ

2013.10.24 [生活準備マニュアル]

【第六回】 上手なプライベートの過ごし方

第六回 上手なプライベートの過ごし方

 

●単身赴任中のプライベートタイム

 

転勤で訪れた単身赴任という名のひとり暮らし。

 kazoku.jpg

まるで独身貴族のような自由を味わえる反面、寂しさや不便さを感じるのも事実です。

 

毎週のように自宅に戻ることのできる環境にある方は、週末ごとに家族と過ごして精神的な充足を得られますが、そのように恵まれた環境の方ばかりではありません。

 

寂しさや不便さなどを、デメリットに感じるのではなく、そこを逆手にとって楽しんでしまえるかどうかで、単身赴任を有意義なものにできるかが決まってくるようです。

 

自分の時間というものはご家族が増え、お子様がいらっしゃるご家庭ならなおのこと、なかなかとれないものです。

 

ですから、単身赴任中は「自分の時間」と割り切って楽しむことが大切です。

 

よく耳にするのが「子どもの頃から作りたかった模型を組み立てた」「好きな音楽を聴きながら読書の時間がとれる」「気兼ねなく好きな映画を観られる」など、単身赴任生活を楽しんでいる方が多いようです。

 

「趣味がない」という方は子どもの頃にやりたかったこと、またはなにかに没頭したことを思い返してみてください。「家族の目が」「年がいもなく」と諦めていたことがあるかもしれません。

 

単身赴任期間中は、自分の時間、趣味に取り組む時間と考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

●今しかできないことに挑戦してみては?

 

siro.jpg上記で挙げた以外にも、様々な趣味があります。その中でも「今」「ここで」しかできないことがやはり人気です。

 

最も手軽で取り組みやすいのが食べ歩きです。

 

食事付き賃貸に住まわれている方は、普段の食事の心配はありませんが、週に一度でもその土地の郷土料理や名産品、おいしい地酒などの食べ歩き、飲み歩きをしてみてはいかがでしょうか。その様子をグルメ探訪記としてブログなどで発信している方もいます。

 

それからもちろん、名所や旧跡、寺社などの観光地を巡るのも人気です。最近は、歴史ブームということもあり、書物を片手にマイナーナ城や城跡、戦場の跡地といった本格的な史跡巡りをする方も増えています。

 

また、珍しいところでは「狩猟につれていってもらった」「ログハウス作りを手伝った」などというものもあります。もちろん、「昔から好きだった川釣りを心置きなく楽しめた」「精密な鉄道模型を3年がかりで完成させた」などと若い頃の趣味を楽しむのも、もちろんおすすめです。

 

家族と一緒では楽しめないマニアックな趣味を追求できるのは、ひとりの余暇を堪能できる単身赴任生活ならでは。ぜひ前向きに取り組んでみたいものです。

 

 

●新しい趣味で広がる人とのつながり

 akushu.jpg

そして今はネットの時代。新しい趣味にのめり込んだりするうちに、SNSやブログなどを通して、人とのつながりができることも少なくありません。

 

オフ会で出会った人と、友情が芽生えることもあるでしょう。

 

社会に出ると、なかなか仕事以外の場所で、友人や知人を作ることは難しくなります。けれども、ひとり暮らしの自由な時間の多さを武器として、趣味に勤しめる単身赴任生活は心から分かりあえる友達を得られる機会でもあるのです。

 

仕事抜きでつきあえる友達は、ストレスフルな単身赴任生活で、とても心強い存在となるでしょう。

 

有意義な時間を過ごしながら、人間関係も広がる。そんな実りの多い単身赴任生活を送りたいものですね。

 

第七回 家族とのコミュニケーションの取り方 は11月25日更新予定です。お楽しみに。

単身赴任応援倶楽部の家具・家電付物件なら、ベッドや机、テレビや冷蔵庫などをご用意しているので、手荷物ひとつで引越しOK。