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転留守サービスとは

いざ、旦那さまの転勤が決まった時に、単身赴任ではなく、いっそのこと家族で引っ越してしまうという決断をするという可能性もありえますよね。
この時、賃貸物件に住んでいる場合なら問題ないのですが、マイホームを買ってしまっていたらどうでしょう。

家族揃って引っ越しすることになったら?

旦那を単身赴任に出すのも不安だし、家族一緒にいたいけれど大切なマイホームを放置してしまうのは不安だし、ローンもある分もったいないような…。
そんな悩ましい時のために、数年間など転勤の期間だけ借家として貸し出すことができる「転留守サービス」というものがあります。

家族

「転留守サービス」とは、このように所有している一戸建てを一時的に空けることになった場合に、期間限定の賃貸物件として貸し出すのを代行するサービスのこと。
一部の不動産屋さんがやっているサービスで、「リロケーションシステム」とも呼ばれているそう。 つまり、一家が引越し先から自分達で全てを管理するのは難しいので、入居者探しやトラブル対処などの代行を行ってくれるのだそうです。

転留守サービスって実際にどんなもの?

転留守サービスとは、具体的にどんなことをしてくれるのか調べてみました。

賃料査定
貸し出す時の家賃の査定と、貸し出す上で必要な建て物の内外の補修を提示してくれます。
入居者募集
不動産業者に正式に依頼すれば、不動産サイトに物件情報を載せたり、優良な入居者を探してくれます。
定期借家契約
入居希望者を審査して、納得がいく人を選んだ上で契約。手続き時などに万が一トラブルがあっても、代理で交渉してくれます。
退去立ち合い
入居者が退去する時には立ち会いや、損傷の有無、修繕が必要な場合の費用の請求先等の判定をして、敷金を精算してくれます。

この他にも、家賃支払いの滞納を保証する『滞納保証サービス』、入居者の過失ではない冷暖房や給湯器の故障修理を一定額まで保証する『メンテナンス費用保証サービス』、入居者が約束の期限が過ぎても退去しない場合にマイホーム明渡しまで、明渡し保証料を支払う『明渡し保証サービス』などもあるようです。
必要に応じて、それぞれのサービスを活用していきたいですね!

「人に貸すのはイヤ」という時には

一軒家

「家は人が住んでいないと傷む」といいますが、本当にそうなのだとか。人が誰も住まずに家を密閉状態にしておくと、壁紙にカビが生えたり、畳が湿気を含んで膨張したり、木材が腐食して老朽化が早まってしまうのだそう。
長~いローンを組んでマイホームを買ったばかりなのに、転勤によって一気に傷んでしまうなんで、本当にもう涙ものですよね。

けれども、他人に住まれるのもイヤ!そんな時にも、賃貸として貸し出さなくても家の清掃や管理を代行してくれる「空家管理サービス」というのもあるそうです。
通風、通水、掃除、雨漏り、第三者の侵入の形跡がないなどの安全面をチェックしたり、郵便物の到着なども定期的に報告してくれるサービスです。

依頼すればお庭の手入れやメンテナンスなどもしてくれるのだとか。いつマイホームに戻っても、すぐに日常生活が送れる環境を提供してくれるのですね!
転勤が決まった時には、この「転留守」「空家管理」サービスを含めて扱っている不動産会社に相談してみるのがおススメです。

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